Neo（大洋図書）

生田沙織

その病院に勤務する医師と看護婦は、お互いにある秘密を共有していた。それぞれの趣味と実益、渦巻く欲望…。そこに巻き込まれてゆく、うぶな女子校生…。

幼い頃の初体験…それが肛門だった。その後も彼女のそこは開発されつづけた…。そして、単なる排泄器官であるべきそこでしか、女性としての快感を得ることができなくなった。彼女は悩んだ…ノーマルな女体になりたい、そして…。

勤務しているときは、みられることに優越感をもっていた、それが今日…。スチュワーデスの検診は一般のOLよりも婦人科的なことをふくめ、その内容が多岐にわたる。あるごく普通の婦人科検診の際、性的興奮を示すひとりの羞恥に敏感な女性がいた。気づいたのはひとりの医師と…

日常と非日常…SEXの経験があるというと第二次性徴の検査だといわれ目隠しをされた。そして陰茎を入れられた、初めてじゃないからわかった。レイプされたのに病院は知らんぷりです。

診察室で同時に尿道を治療した男女の患者。彼女の悲劇はそこから始まった…。先生、男のひとがいるんですけど…。同じ患者さんでしょ！男も女もないわよ、早く脱いで！

幼い頃、となりのお兄ちゃんに手術をされた。お腹が痛い…というと服をみんな脱がされて、オシッコをするところにオチンチンの注射をされた。昔の人はみんなこうして治したんだって…

彼女は点滴を受けていた。それが終われば帰宅するはずだった。もう少しで終わるというとき彼女は尿意を催した。ナースを呼んだが誰もいない…その後、不運としか言いようのないことが次々と彼女を襲う。